夏の甲子園まであと一歩だった各都道府県の準優勝が多い高校をまとめてみた【西日本編】

  • 2020年5月5日
  • 2020年5月5日
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前回の東日本編に続いて今回は西日本編に行きたいと思います。

夏の甲子園まであと一歩だった各都道府県の準優勝が多い高校をまとめてみた【東日本編】

調査対象:過去21年の各都道府県の夏の地方大会の最多準優勝校
※記念大会で東西に分かれる場合はそれぞれカウント。

都道府県別の最多準優勝校(過去21年)

都道府県高校名準優勝回数優勝回数
三重海星3回0回
滋賀近江5回8回
京都立命館宇治6回1回
大阪2校 ※枠外記載4回
兵庫神戸国際大付4回2回
奈良奈良大付5回1回
和歌山南部5回0回
岡山玉野光南4回3回
広島広島新庄5回2回
山口宇部鴻城4回2回
島根石見智翠館5回5回
鳥取3校 ※枠外記載3回
香川高松商4回1回
徳島鳴門渦潮6回6回
愛媛新田4回0回
高知高知11回3回
福岡九産大九州3回1回
佐賀鳥栖5回1回
長崎海星4回3回
熊本九州学院6回4回
大分3校 ※枠外記載3回
宮崎宮崎日大3回1回
鹿児島鹿児島実6回5回
沖縄2校 ※枠外記載4回

※大阪は大阪桐蔭、履正社がそれぞれ4回ずつ
※鳥取は鳥取西、鳥取城北、米子西がそれぞれ3回ずつ
※大分は大分商、明豊、藤蔭がそれぞれ3回ずつ
※沖縄は糸満、中部商がそれぞれ2回ずつ

まずは前回でも触れた大阪ですが大阪桐蔭と履正社が4回ずつと並んでいます。ちなみにこの2校合わせて11回優勝していますので、この2校で優勝と準優勝で19回とかなりの割合を占めていることになります。激戦区と言われる大阪ですが近年は大阪桐蔭と履正社の独壇場になりつつあります。2019年も夏の甲子園連覇を狙った大阪桐蔭と地方大会で破った履正社が全国優勝という凄いことに…。大阪代表の快進撃はまだまだ続きそうです。

次に最も準優勝が多かったのは高知の高知高校でなんと11回。優勝も3回していますので14回も決勝に出ているのは立派です。高知は明徳義塾、高知、高知商の3校が優勝を独占しており、同様に決勝もほぼこの3校で行われています。例外は3回のみでそれ以外はこの3校での決勝という凄まじいことになっています。その上、2002年の明徳義塾の優勝など夏の甲子園でも一定の成績を収めており、野球王国といわれるのも納得です。

最も少なかったのは三重、鳥取、福岡、大分、宮崎の3回となります。その中でも三重の海星は準優勝3回ながら優勝は0回となっており、最後に夏の甲子園に出たのは平成10年の夏ともう20年以上遠ざかっています。筆者の出身が愛知ということもあり、三重と言えば海星というイメージがありましたが、平成元年から平成10年の間には5回優勝していますがそこから遠ざかっているとは知りませんでした。確かに今は海星というと長崎の方が有名かもしれませんね。ちなみに1989年に三重・海星と長崎・海星が対決したことがあり、スコアボードの表記に苦労したという逸話もあったり…笑

と、こんな感じで今回は少しマニアックな準優勝校をまとめてみました。高校野球はファンの方が凄く多く、かなりのデータがまとめられているのであまり皆さんが着目していない点について見ていければと思います。今後も高校野球ネタはやっていきます!

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