ようやく本日6月19日にプロ野球が開幕します。一時はどうなるかと心配でしたがなんとか開幕することができ安心しております。そしてMLBとは違ってここまでスムーズに来たNPB、球団、選手の皆さんには感謝の念しかありません。ぜひとも素晴らしい試合をしていただき、みんなに勇気と希望を届けて欲しいなと思っています。
さて、今回はそんなめでたい日なので今のプロ野球がどれぐらい凄いのか、具体的には集客の面でどれぐらいのコンテンツ力があるのかを見てみたいと思います。まずはプロ野球の入場者数の推移となります。
年々増加する入場者数
2019年は過去最高を記録
上のグラフは過去10年のプロ野球の入場者数推移となります。
近年、プロ野球はオワコンとかテレビ中継では視聴率が下がってドル箱コンテンツではなくなったなどと言われますが、球場に来る人の数で言えば右肩上がりなのです。昨年度の2019シーズンは入場者数が累計で2,600万人を超えて過去最高となりました。年齢別のデータなどがないのでもちろん若い人の割合などは多くないかもしれませんが、まだまだプロ野球人気は健在、というよりも伸びているコンテンツなのです。
特にパリーグの成長は眼を見張るものがあり、2010年は983万人でしたが2019年には1,166万人と300万人弱の伸びを見せています。ソフトバンクや楽天などが頑張っているのが大きな要因です。
ではこの2,600万人という数字がどれぐらい凄いのか見てみたいと思います。
国内ではディズニーに次ぐ集客力
注釈:ディズニーはランドとシー合算/JリーグはJ1-3全て合算/USJは2017年
上のグラフは国内の主要なスポーツ、テーマパークの年間入場者数となります。
年間の入場者数が1,000万を超えるスポーツ、テーマパーク、イベントはこの4つしかなく、1位はディズニーの3,255万ですがプロ野球はそのディズニーに次ぐ2位です。
ただ、ディズニーについては年間300日以上営業もしており、プロ野球は試合数ベースで言えばその半分です。天候や体力的に1年間通して戦い続けるというのは難しいですが、もしディズニー並みの営業日数が可能であれば間違いなく入場者数は1位になると思います。
無観客試合でどう変わる?
今年のプロ野球は当面の間は無観客で試合を行い、7月の途中から間隔を開けた形で観客を入れていくという方針が発表されています。おそらくですが今年のプロ野球では今までのように満席になるぐらいに観客を入れるということはほぼないでしょう。
そのため必然的にテレビ中継やDAZNなどのオンデマンド配信の需要が高まると思っています。今や球場に足を運ばなくてもどこでも試合が見れる環境がありますのでその流れはより加速するのかもしれません。
一方で、僕もですが神宮やハマスタなど屋外球場のジメッとした暑さの中で飲むビールはやっぱり最高なので実際に現地で観戦するというオフラインの価値もより一層高まってくると思います。一部では既に観客を入れた際のチケットはプレミア化するのではと言われていますし…。
色々と先行き不透明で不安なところもありますが、まずはプロ野球が開幕することを喜びたいと思います。今日は僕はzoom飲みしながらDAZNでみんなで観戦予定です!
【PR】プロ野球がいよいよ開幕!開幕から全試合生放送!プロ野球観るなら「DAZN」今なら“初月無料キャンペーン”実施中