サッカーはこの状況下でブンデスリーグが試合を再開しましたが、他のリーグではシーズン中断したままや途中でシーズン終了などの状態が続いており、他のスポーツ同様に先が読めません。ブンデスが割と強引に再開をしましたが、その理由としては試合を開催しないと放映権収入が入ってこず、リーグやチームの運営が危ぶまれるというのが大きな要因かと思います。
そうなると選手の給与の支払いもまずいのではと思いつつ、実際に減らすという話が出てきているのは事実です。一方で、そんな中でチームからの給与とか関係ないのではという記事が少し前にありましたので紹介してみます。
記事によればクリスティアーノ・ロナウドは所属するユベントスでもらう給与よりもInstagramにおける投稿の方が稼いでいるとのこと(笑) 金額としてはユベントスから約38億円ですが、Instagramからは約50億円とのこと。クリスティアーノ・ロナウドはユベントスからの給与の支払いがなくても困らなさそう…。
■Instagramの収入ランキング
ちなみにInstagramで稼いでるランキングは上記の様になっており、1位はロナウド、2位はメッシ、3位はタレントのケンダル・ジェンナー、4位はベッカム、5位はセレーナ・ゴメスとなっています。こうやって見るとサッカー選手が多いですね。あと調べて驚いたのはロナウドは1投稿あたり約1億円を稼いでいるとのこと…凄すぎます。
■各スポーツのトップアスリートたちは?
ただ、ロナウドやメッシが異常値なのではとも思ったので他のスポーツ選手についても調べてみました。ちょうどForbesが2019年の世界のアスリート収入ランキングトップ100を出しているのでそちらを参照し、各スポーツごとの「給与」と「それ以外(≒スポンサーなど)」での稼ぎの平均割合を出してみました。
補足:トップ100の人数の内訳はサッカー12人、ボクシング5人、テニス5人、アメリカンフットボール19人、バスケットボール35人、ゴルフ5人、F1 2人、野球15人、総合格闘技1人、クリケット1人
ロナウドやメッシが対象のサッカーは給与の割合が平均で75%となっており、ロナウドの給与よりそれ以外の方が多いというのは少し例外的かもしれません。ただ、Forbesではロナウドの給与は約70億円だったので上の記事のInstagramの方が多いというのは少し信憑性に欠ける部分があるのかもしれません。(Forbes信者なので…笑)
日本人ではテニスの錦織圭が約40億円で1位に
他のスポーツを見るとゴルフやテニスは給与以外の稼ぎが圧倒的に多く、80%近くを占めています。この2つはメジャーな大会の数がある程度決まっており、かつ大会の賞金(給与)が野球やサッカーといったスポーツのように交渉で上がっていくことはないので給与以外の稼ぎが割合としては多くなっているということでしょう。ちなみにこのトップ100に唯一日本人でランクインしたのはテニスの錦織圭で、総額約40億円を稼いでいますがそのうち90%近い約35億円を給与以外のスポンサー収入などで稼ぎ出していました。
アメリカ主流のスポーツは給与の割合が高い
あと気になった点としてはアメリカの4大スポーツ(NHLはここにないですが)は給与の割合がかなり高く、特に野球とアメリカンフットボールは90%超えとなっており、この2つのスポーツは世界で見るとメジャーとは言い難いのでスポンサー収入などは限られる、出来たとしてもアメリカ国内だけという感じなのかなと思います。Instagramの収入ランキングにベッカムが入っていたのを見るとは引退後のことも考えるとサッカーとか世界で人気のあるスポーツの方が良さげですね…。